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分離機構の動作不良について
花粉症にやられました、ニ井です。

先日の打ち上げに関して3号機、ロケガと分離機構が動作しなかったことをうけ
分離機構の検証実験を行いました。

3号機、ロケガに使用した分離機構は2007年能代宇宙イベントで打ち上げた
2号機(Wind Mill 01)と同型の分離機構です。
分離の仕組みは分離機構の羽の周りに樹脂ワイヤーを巻くことで固定し
タイマー動作で電熱線に電流を流し、ワイヤーを焼ききり分離させるといったものです。

今回分離に失敗した原因として固定していたワイヤーが
正常に切断されなかったためと考えられました。
しかし、打ち上げ前の動作試験では分離機構は正常に動作したため
問題は基盤ではなく電熱線にあると考えました。

能代イベントと今回の大きな差として気温が上げられます。
能代の際の気温が30℃前後に対して今回の打ち上げの際の気温は9℃でした。
しかし、打ち上げ前の動作試験では同じ気温下で動作しているため更なる要素として
飛翔時の風により電熱線の熱が奪われワイヤーが切れなかったと考えられます。
そのため今回エアダスターにより風を吹きかけながら分離試験を行ったところ
ワイヤーを焼き切ることができませんでした。
このことから3号機、ロケガの分離失敗の原因として
低温と風により電熱線に上手く熱が伝わらず結果焼き切ることができなかったと思われます。

4号機の分離機構には更に改良した電熱線を使わない分離法をとっていたため
正常に動作し、分離に成功しました。


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