こんばんは。竹内です。
今日の秋田市は天気良すぎです。まじぱねぇ。
本日の午前に、秋田大学野球場にて、モデルロケットを用いた実験を行ないました。
どんな実験かといいますと。
12月に打ち上げるハイブリッドロケット11号機の、圧力中心位置と重心位置の関係による姿勢の変化をみる実験です。
実験には、重心位置を少しずつずらした11号機の縮尺モデルを作り、モデルロケットのA3-4Tエンジンを使用しました。

安定比(sm)をそれぞれ、
0.0 0.5 1.0 1.2 1.4 1.6 1.8 2.0 2.2 2.4
と設定しました。
さて、実験開始。
和田先生の見守る中、sm0.0の機体を打ち上げることに。
sm0.0というのは、圧力中心と重心が重なっている状態であり、俗にいう"不安定"なロケットになります。
では発射ー

・・・ものの見事にきれいに打ち上がってしまいました。
というのも、ホント今日は天気が良くて無風状態だったので、外部からの影響がほぼ無い条件下だったんです。
このような恵まれてるようで恵まれてない環境の中、実験は進みました。
簡易的な結果。
sm2.4で打ち上げたところ、機体は大きくピッチ振動を起こした。
sm1.6で打ち上げたところ、振動は小さくなった。
sm1.4で打ち上げたところ、振動はほぼなくなり、きれいに打ち上がった。
このような結果から、11号機の安定比は1.4までを目指すことになりました。
今回の実験が役に立ってよかったです。。。
夜なべをした甲斐がありましたよー。
というわけで、今日はこんなもんです。